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本当の美しさを求めてーかぐや治療院

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食事を上手にコントロールするには?

食欲は、脳の視床下部(満腹中枢があります)というところが司ることは
皆様もご存知のことと思います。

お腹が空いたと脳が思えば、グレリンという食欲増進物質が胃から分泌されます。また脳が満腹を感じるとレプチンという食欲抑制物質が脂肪組織から分泌されます。そしてご飯を食べて血液中の糖が増えると満腹感を覚え、反対に糖が減少すると空腹感を覚えるのです。また食事開始から約20分ほどで満腹中枢が反応します。

ところがご飯を食べても別腹とかいってアイスクリームなど甘いものやスナック菓子などの辛いもの、ラーメンなどの脂っこいものが食べたくなるのは何故でしょうね。
それは過去に食べたと言う経験が脳の「満腹ですよ」と言う指令を無視するためともいわれています。

また、睡眠時間が短い人ほど肥満度が高いと言われていますが、体内には夜になると増えるたんぱく質があって脂肪を溜め込む性質があるのだそうです。
このBMAL1と言うタンパク質は、DNAに結合し、体内時計が正常に働くよう調節するタンパク質です。
特徴
・体内のタンパク質「BMAL1」の量は、時間によって増減する。
・昼間、このタンパク質は、ほとんど生成されない。
・午後3時、このタンパク質は、最も少ない。
・深夜になると、タンパク質が増加。
・特に、この物質は午後10時から午前2時ごろが一番多く、昼の約20倍の量になる。
・皮膚に、ほとんど脂肪は無い。
・皮膚の細胞に、タンパク質「BMAL1」は、ほとんど無い。

午後10時から午前2時頃、夜食を摂るのは控えましょう。太る原因です。
朝昼晩の三食を毎日決まった時間にとり、よく噛んで楽しみながら食べると*オレキシン(神経ペプチド)の分泌が多くなり、体のエネルギーの消費能力が高められます。すると、余ってしまうエネルギーを減らすことができ、脂肪組織が必要以上に大きくなることを防ぐことができるのです。そうすると肥満などの原因となる脂肪組織が大きくなってしまうことを防ぐことになり、健康な体を維持することにもつながります。
*視床下部外側野に存在する神経細胞がオレキシンを産生している。

ちょっと蛇足になりますが、私が朝は、生のフルーツだけ摂るとダイエットにもなると言い続けていますが糖分が多いので太るのではないかとのご質問が寄せられますが、このフルーツの中の糖分は20分ぐらいで消化吸収され、すぐにからだがエネルギーを発散してしまう(食事誘導性熱産生)のでご心配には及びません。



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